特定非営利活動法人エス・エス・エスの業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
体系化された組織であるという点が一つの強みです。世間で多くの福祉施設では現場職員に対し支援的な責任だけでなく売上などの数字的な責任も負わされています。ですがこの法人では、現場職、エリアマネージャー職、間接部門、経営陣、といった複数のポジションで構成されており、それぞれが意見を交わし続けることで最適解を出し運営に活かしていく企業風土があります。

事業の弱み：
ソーシャルビジネスとして補助金や助成金に頼らない事業の仕組みを取っているため、一般企業同様、常に考え挑戦し続けなければ存在していけません。また、業界内ではそれなりに名の知れ渡っている法人なので、当法人と全く関係のない他所の高齢者施設や障害者施設等で事件事故が起こった際でも私どもに厳しいお声をいただくことがあります。

事業展望：
この事業にはまだまだ改良成長の余地があると思っています。利用者さんが居住する施設をより快適にする、提供する食事のバリエーションをさらに増やしていく、各職員の支援力をより強固なものにしていき利用者支援にさらに厚みを持たせる、こうした一つ一つのちょっとしたプラスαを今以上に積み重ねていくことで利用者さんが安心して暮らし自立を目指していく力が向上していくことと思います。そうなれば今より多くの人々に認められ事業も成熟していくと考えています。