小林青果株式会社の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
小林青果は仲卸部門と小売り（店舗事業部）、産地開発部門の3つの柱で事業運営しています。
周り含めてこの規模で仲卸と小売り、産地開発それぞれを運営している企業は正直あまりないのでは。
仲卸、小売り、産地開発が実際に上手く連動していますし、それぞれの部門が上手くいかせております。
仲卸に関しては大手大型スーパーとの契約が続き、安定状況。
5年前に始めた小売りも今では9店舗まで拡大し正直、右肩上がりに成長しているのでまだまだ拡大しそうです。

事業の弱み：
以前会社の売り上げの中で大きな割合を占めていた業務関係の納品（レストランチェーン、カット野菜の工場）が、
コロナウイルスの影響や天候不順の影響で売り上げが落ちています。
そこが当社の弱みとして感じている部分ではありますが、正直小売部門や大型チェーン店への
卸の売り上げ成長のほうが大きく、会社としては伸びています。
1点課題があるとすれば産地開発と営業の仕入との連携に改善の余地があると感じています。

事業展望：
卸売りは現在が適正な市場規模でこれ以上の拡大は実際にないだろうと感じています。
小売店舗「BIG」は店舗出店の依頼も実際に多い中で、5年前から年に2店舗前後出店
し続け、売上・利益ともに非常に好調です。まだまだ出店依頼もある中で人材次第で
今後も仲卸事業に続く主力事業として店舗数含め順調に拡大していくと思います。