生駒市の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
都心と近接する利便性の高い立地と豊かな自然環境が共存できており、自治体としてコロナ以降の社会構造の変化をまちづくりのポジティブな契機に捉えることができるポテンシャルがあることは強みであると感じる。
また、歴史的にベッドタウンとして他の地域からの転入者を受け入れてきた文化が素地となり、多様な人々を受け入れる環境ができあがっており、市民によるコミュニティやネットワークが活発であるなど高いシビックパワーも感じられ、この自治体の大きな強みと感じている。

事業の弱み：
かねてからベッドタウンとして発展してきたため、高齢化の波が他の自治体より大きい。
このことから少子高齢化、人口減は本市にとってまちづくりの転換期であるため、このタイミングで、組織として確かなビジョンを持ち、前例にとらわれないチャレンジングな組織風土の創成できるか、またビジョンの実現に見合う人材育成を進められるかが課題である。

事業展望：
先述の通り、取り巻く社会環境に、本市の持つポテンシャル、抱える課題を掛け合わせた際に、より良い自治体に発展する可能性も大いに秘めているが、方向性を誤れば横ばいかゆるやかに魅力を低下していく可能性も潜伏していると感じる。ただし、日常の業務の中では本市のポテンシャルの面で伸びしろを感じることが多く、組織として持つビジョンや、伴う職員の取り組み次第でこの契機を転入人口の増加や税収増など自治体としての発展に繋げることができると感じている。