東旺工業株式会社の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
多くの人が挙げているかと思いますが事業自体が官公庁関係の公共事業がメインであり安定している事。
また作業自体が機会化、パターン化が非常に難しいほど細分化しているため今後機械学習やAI等のテクノロジーの進歩による仕事の消滅の可能性極めて小さい事。
色々な無駄や意味のない事は効率化のもとに淘汰される現代においても、本当に必要なものは必ず残る。そのうちの一つには水道やその維持管理に関わる仕事であると思う。

事業の弱み：
水道関係の中でもニッチな仕事であり認知されていないこと。若手人材の不足により技術の継承が順調に進んでいない事。社員全体が高齢化していること。高齢化しているにもかかわらず人材の不足によって現社員の負担が増えてしまっていること。
人がいなければなりたたないマンパワーの事業であるのでその点が事業の弱みだと感じています。東旺工業の明日を担う逸材を求む！

事業展望：
現在会社の事業の根幹を占める緊急漏水修理ですが今後は減少の一途をたどると考えられます。理由としては現在埋設されていて漏れるような水道管はどんどん修理が行われ取り除かれますし、新しく布設される水道管においては漏れが起こらないように改良されたものが使用されるからです。ですから緊急修理だけに固執した事業方針では会社の今後は先細りになってしまうと考えています。
実際今現在、緊急修繕で培った技術を活かすかたちで派生の事業（土木工事、水道管新設等）も行う体制も整えている段階である。会社の転換期であり一番の堪えどころである。