株式会社リーンフェイズの業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
映像というとテレビやインターネット配信を思い浮かべる方が多いと思いますが、その活用場面はもっと広く、さまざまな場面で使用されています。一例だけでも、医療、教育、ゲーム、広告などさまざまなものが挙げられます。

映像が使われる場面の拡大の分だけ、それを作るための技術や機材も発展し続けています。もちろん競合他社様もいらっしゃるので安泰とは断言できませんが、映像やその周辺技術に関する包括的なノウハウを社内に持っているのは強みだと考えられます。

また、高い専門知識や技術を持つグループ会社や協力会社との結束が強く、お客様へのご提案の幅を広げられるのも強みです。

事業の弱み：
日々新しい知識を追い続けなければいけない一方、旧来のシステムのサポートも続けなければいけません。結果、仕事が増え続けているので、従業員もそれに伴って増員しなければいけない状況です。これまでは幸運にも、高い専門知識や業務執行能力のある方に入社いただいていたのですが、いつまでも人員の追加だけで解決できるわけではないと感じています。

また、私が入社した時の社員数は10名に満たなかったのですが、ここ数年で20名を超えました。社員数が少なかった時には、阿吽の呼吸で業務を進められる小回りの効く組織でしたが、これからはシステム化やマニュアル化を進めないといけなくなるのかなと感じています。
システム化やマニュアル化は業務効率を上げるという視点では優れていますが、一方で、クリエイティビティを発揮するのが難しくなる懸念があります。そのバランスをちょうど良く調整することが今後の課題だと思っています。

事業展望：
最近の映像業界のトレンドとして、VR、メタバース、eSportsなど、今後の拡大が予想される技術が次々に登場しています。弊社はそれらに対応する機材やサービスの取扱があり、日本屈指の専門知識、技術を持っています。最新技術の発展に合わせ、人員の増加や、新規事業の立ち上げも予想されます。

これからも最新の情報を追い続け、それを使うお客様に満足いただくという基本姿勢はこれからも変わらないものと思われます。