玉名市役所の社風・企業カルチャー・組織体制

企業カルチャー・社風：
民間企業の場合、自社の業績や個人の成績によって収入が左右されることがありますが、公務員の場合は業績に左右されずに一定の収入を得ることが可能です。そのため、職員によって仕事への取り組み方や姿勢、思いが大きく異なります。一部の職員は実状に合わせ、市の未来を真剣に考え、懸命に取り組む一方で、これまでの慣習通りに仕事を進め、変化を拒む職員もいます。その結果、新しい事業や変化、改革が思うように進まないこともあります。

組織体制・コミュニケーション：
公務員は上下関係が厳しいイメージがありますが、実際には上司や先輩達はみな優しく、フレンドリーにコミュニケーションをとってくれました。そのため、組織にすぐ馴染むことができました。また、意見も言いやすい環境であり、自分の思いや考えが反映されやすい面もあり、非常に働きやすい環境でした。他の部課署の職員と仕事をすることも多いですが、しっかりとこちらの話を聞いてくれ、考えてくれる職員も多かったです。

ダイバーシティ・多様性：
民間企業では近年、ダイバーシティの推進として高齢者や外国籍人材、障害者の採用を積極的に行い、企業のCSR向上を図っていますが、地方公務員の性格上、なかなか難しいところがあります。しかし、定年退職後の再雇用制度や女性幹部職員の積極的登用、産後も働きやすい環境など、多様な働き方を支援する取り組みは整備されています。今後も国の指標に合わせ、ダイバーシティの推進が続いていくと思われます。