株式会社イマージュホールディングスの女性の働きやすさ

女性の働きやすさ:
顧客がF1層の女性をターゲットにしているため、社員の8割を女性が占めており女性の管理職もいる会社です。特に商品企画に関しては女性が中心になって進められており、1人の女性社員の裁量も大きく女性の意見が十分に反映される会社ではあると思います。商品企画やカタログ制作に関しては、自身の体験を商品に反映できるという面、女性の管理職や他のチームメンバーに共感を得やすいという面で女性社員の方が意見が通りやすく、逆に男性の方が肩身が狭いだろうなということもありました（ユーザーインサイトという点で男性の作る企画書の方が説得力がなかったことや、一歩そこは譲って女性をフォローしようというタイプの男性社員が多かったことという事情もかさなっていたと思います）。
とはいえ、20〜30代の若い女性をターゲットにしているせいか、その年代を過ぎる女性は結婚などライフステージの変化と共に転職や離職するケースも多く、結果として長く働いていてライバルも少ない男性の方が管理職につきやすい傾向もあるかもしれません。ロジテクスや分析をするマーケティング部署は男性が多かったので「男性だから数字が得意、女性だから商品企画に」という視点での人事がまだ残っていたように感じますので「本当の意味で男女差別がない」と言える環境ではなかったと思います。
福利厚生に関しては、育休はもちろんのこと生理休暇もありましたが、1つのプロジェクトに関わる人数が多く、1年先まで決まっているスケジュールを遅らせることは難しく、繁忙期に休むことができにくい環境だったため、利用する人があまりいなかったと思います。女性が中心だからこそ利用しにくいという環境があったと思います。
その分、計画通りにスケジュールが進行するので、閑散期には有休が取りやすく旅行などの計画が立てやすい環境であるといえます。