スピンプライド株式会社の業績・将来性・強み・弱み

事業の強み：
「選別専門」の事業自体がニッチなので、その時点で強みになります。プラスして、スピンプライドでは「オール金属球0.7mm以上、ガラス球2.0mm以上」を除去する規格を謳っています。選別事業者が規格を公にするのは簡単にできることではありません。それを適えるために、最高制度の機器があり、それを扱う努力をする人がいます。また除去できた異物はレポートしますが、これは珍しいようです。

事業の弱み：
現在、スピンプライドが扱えるのは、「乾燥した」「固形のもの」だけです。水分の多いもの、粉末、液体は扱うことができません。問い合わせをいただく半数近くが苦手とする分野でお断りしています。とても勿体無いと思いますし、チャレンジしたい気持ちもありますが、できません。スピンプライドは温度管理できる保管庫、殺菌の工程を持たないためです。そこをマイナスにしないために、仕事の即時対応、スピンプライドから細菌汚染させない工夫をしていますが、それでも水分の多いもの、液体は対応ができないところが弱みと言えます。

事業展望：
近い将来、２つ目の製造ラインを設ける予定です。その製造ラインは、粉末に特化した設備にする可能性が高いです。今までできなかったことをできるように、少しずつ工場の能力を上げていきます。そして展示会出展・営業をして露出・認知の向上を図っていきます。それに伴い、積極的に人材を確保し、５～１０年後には社員数１２～１５人が目標です。